MoCo.Aの綴り事

飼育のお手伝いだけでなくためにならないことも綴ります。

シュリンプ(エビ)の水合わせ方法(水温合わせ含む)

エビの水温合わせと水合わせ方法を記載しておりますのでご参考までにご一読いただければ幸いです。
水温合わせと水合わせは急激な温度変化と水質の変化を避けるのが目的です。

エビをバケツなどの容器に水ごと移してエアレーションして下さい。
エビが酸欠に弱いためです。
エアレーションしながら室温と温度合わせをして下さい。梱包している水温とお客様の室温が違うのでいきなり水合わせをしますと水温が違いすぎエビにダメージを与えてしまいますのでエアレーションしながらしばらく室温と温度を合わせてください。
目安としてはお客様の水槽の温度と近づけるようなイメージです。

そのあとに点滴法で水合わせをしてください。(エアレーションは継続です)
2秒に1滴か1秒に1滴がおススメです。
点滴で水を落としていきながらたまに容器の水が全体に水が混ざるように優しく混ぜて下さい。うまくお水が混ざらずムラになるのを避けるためです。
お水が5倍程度薄まるのを目安にエビの状態をご覧になり大丈夫そうなら容器ごと導入する水槽に浮かべて水温を合わせます。
※容器を浮かべるのが難しいようでしたら発送した際にエビが入っていたビニール袋にお水とエビを戻しても良いかと思います。

水槽と容器の温度が近づいたら、エビだけを掬って水槽に導入して下さい。
これで温度合わせと水合わせは終了になります。

発送時のお水は密閉されているのでアンモニアが発生している場合がございますので、お水をお使いになるときは自己責任でお願いします。

あくまでも目安ですのでお時間あるときにお水をなるべく薄めて温度を合わせてあげればと思います。