ゾウリムシの培養方法(エビオス錠)
手順から説明します。
①空のペットボトル容器に6~7割ほど水を入れる。
②ビール酵母(今回はエビオス錠)を入れる。
③種となるゾウリムシを1割ほど入れる。
(袋を良く振ってから入れて下さい)
④ペットボトルの蓋を締めてシェイクする(1日1~2回)
手順は①~④です。
ゾウリムシは特に高温と酸欠、餌切れ、そしてカルキに弱いです。
ゾウリムシは光はほぼ必要ないので屋内ならば気にする必要はあまりありませんが水温が30℃以上にならないところに置いてください。
カルキ抜きを使うと私は増えませんでした。
水道水は餌として使うのでカルキ抜きしてない水道水は試してません。
うんちくの続きはのちほどにして培養方法。
【培養方法】
500mlのペットボトルに6~7割の水を入れる。
そこにエビオス錠4分の1錠から2分の1錠を入れる。
エビオスが水に溶けたら攪拌して種ゾウリムシを入れる。1割~2割入れます。
その時にペットボトル全体が8割程度培養液とゾウリムシになってると良いです。
これは酸欠に弱いゾウリムシなのでわざと2割開けています。
そのためペットボトルのフタを軽く閉めるだけにして下さい。密閉すると死滅します。
セットしたら少なくても1日1回はフタをして強めに攪拌(シェイク)して下さい。
種水にもよりますが、数日で増えると思います。
うんちくの続き。
お話を伺いますと、カルキ抜きを使用した、直射日光が当たるところにおいていた、攪拌しなかった。
という私の統計があります。
そこで。
ミネラルウォーターが失敗は少ないです。
カルキ抜きは使うと私は増えませんでした。チオ酸が悪さしてるのかな?という程度で確証はありませんが。
浄水器を通した水道水か汲み置きした水でカルキを抜いた水を使ってください。
失敗が少ないですというのは容器や置き場などで若干の違いやコンタミ(汚染)で全滅することもあるからです。
なので1ℓのペットボトル1本より、500mlペットボトル2本の方が保険になります。
しかも使いながら安定してる方を種水として培養可能です。
ペットボトルも増えなくなったら新しいものに変えてください。
可能であれば殺菌灯で殺菌するか、水道水で良く洗うか、ミネラルウォーターを口をつけずに飲むなり水槽に入れるなどして新しいペットボトルを利用してください。
酸欠に弱いのでペットボトルの蓋を軽く閉めて置いて下さい。
1日1回~2回、ペットボトルの蓋を閉めて上下に強めに攪拌(シェイク)して下さい。
光は必要ないのでペットボトルの水温が高温にならないように屋内か屋外の日陰においてください。
5℃を切るとこれまた死滅しますので冬場は特に屋内がよいかと思います。
餌切れに弱いので、半分以上使ったら、最初に入れたエビオス錠の半分の量を入れて水を追加してください。
モロモロした沈殿物が溜まってきたらコーヒーフィルターで越して越したものを種水にして新規セットもできます。
針子に与える量はまたほかの記事で。